東日本大震災の被災者支援、駅前で募金活動
30万円以上が集まりました
2011年3月30日 我孫子駅前
ジュニアスタッフクラブでは、「震災被害について子どもができることを考える会」を、まず3月27日に行いました。緊急にもかかわらず、30名近くの子どもやサポーターが集まり、自分たちでできること、ジュニアスタッフクラブとしてできることを、熱心に話し合いました。そして3月30日、我孫子駅前で募金活動を行いました。
我孫子駅南口募金 我孫子駅北口での募金
・「我孫子駅南口募金」我孫子市社会福祉協議会と一緒に募金活動。本日の募金は、被災地でもある我孫子市 都の被災者と、福島県相馬市から避難してきている方たちへの支援を目的の募金です。どの募金箱もお札やコインでずっしり重くなりました。頑張ってね!という言葉もたくさんいただき、我孫子市民の善意を、子どもたちも実感しました。
・募金活動は3月30日(水)17:30〜19:00。「募金をしたい」という希望を出した子どもたちが我孫子駅に15名ほど集まり、大人のスタッフや学生サポーターなどといっしょに元気な声を出して、募金活動を行いました。北口では毎日街頭募金活動をしている、中央学院大学の学生といっしょに行いました。
話し合いのまとめ できることの書き出し
・3月27日の話し合いのまとめです。 ・「家族や自分、世の中の人がやっていること」をみんなで書き出しました。
できることの書き出し まず3月27日(日)、あびっ子ネットのジュニアスタッフに呼びかけ、保護者のご理解と、送り迎えの協力を得られる子どもたちで集まり、「震災について考える」会をしました。
「私たちにできること」として、次の提案がありました。
■募金
■物資の提供
■バルーンアートによるチャリティ募金
■絵を描いてプレゼントする
■被災地の子どもたちに手紙を書く
・・・などなど、です。
募金や物資提供については、社会福祉協議会の遠藤さんから、子どもたちにルールの説明などがありました。
そして3月30日に社会福祉協議会の街頭募金があることをアナウンスしてもらい、参加を希望する子どもたちが協力してくれる運びとなりました。
・「地震の時は?そのあとどうなった?」
震災後は近隣センターや集会施設が全面的に閉鎖されて、集まる会場がない中、地元企業の渋谷産業さんのご厚意で会場を貸していただき、話し合いをすることができました。
そして当日の3月30日(水)は17時半から19時まで。
保護者の了解と、送り迎えの協力をいただいた子どもたちが10名、我孫子駅南口と北口で、募金活動に協力しました。
「がんばってね」と声をかけて協力してくださる方がたくさんいて、ジュニアたちの声も徐々に大きくなっていきました。
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我孫子駅でご協力いただいた義援金の金額は 315,427円 になりました。今回の経験を通して、子どもたちもいろいろなことを学んだようでした。子どもたちが、自分たちで考え、動き、結果が出た、成果だと思います。
地震への支援活動は、長期にわたると思います。
その中で、子どもたちに、今、この機会にいろいろ考えてもらいたいと思います。
また、私自身も何もできないままでしたが、子どもたちと一緒に何かをしたい、と思いました。

その気持ちを強く突き動かしたのは、3月15日の朝のニュースで報道された、ウルトラマンから被災地の子ども達へ向けたメッセージです。

【ぜんこくのおともだちへ】じしんがつづいてこわいかもしれないけれど、おとうさんやおかあさん、まわりのおとなのひとのいうことをきいていれば、だいじょうぶ。きみのことは、ぼくや、みんながまもるよ。きょうはゆっくりおやすみ。

子どもたちの勇気が届きますように。
(レポート:中島、栗原)
●2011年4月2日(日)、ジュニアスタッフは第2回の話し合いを行いました。 
  1 持ち寄った支援物資を我孫子市社会福祉協議会に届ける
  2 被災した下方々へ励ましの絵や手紙を書く
  3 企画を考える
 という活動をしました。
ジュニアスタッフの話し合い 会議の内容
・各自の選んだできること別グループに分かれて、話し合いや作業を行いました。

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