NPO・ボランティア レター 夏の体験報告版
〜2006年度夏休み体験報告!〜
我孫子市では、小中学生のみなさんに気軽にボランティア活動を体験してもらうため、「NPO・ボランティア レター第1号」と「体験ブック『やってみよう!NPO・ボランティア』」を発行しました。
この二つのアイテムを使って、今年の夏休みもたくさんの子どもたちが、自分の住んでいるまちのために、活動をしてくれました!
写真で見る 子どもたちのボランティア体験
1.我孫子映画倶楽部  東葛国際映画祭プレイベントのボランティア
*8月4日(金) けやきプラザの、ふれあいホール
市外の私立校に通う中学2年生が2人受付のボランティアに入った。
2人とも放送部だということなのでコンソール室に入ってもらい音響などの手伝いもしてもらった。
ボランティア担当には年齢の近い人にお願いした。2人とも一生懸命にやってくれた。
2.宅老所「虹の家」  訪問して演歌の公演とおとしよりとのふれあい
*8月14日 「虹の家」
N君は自分自身も交通事故の後遺症で現在リバビリ中である。そのリハビリのひとつが演歌を歌うことであるため、このボランティアに参加した。
本格的な舞台化粧に、3度の衣装換えとこぶしのきいた北嶋三郎の演歌で、おばあちゃんたちもすっかりN君のファンに。ステージ後のおやつの会では、おばあちゃんたちの質問に答えるN君を囲んで笑いがたえなかった。
3.我孫子市岡発戸・都部 谷津ミュージアムの会  谷津展の展示・企画・ギャラリーツアーのお手伝い
*8月25〜30日 市民プラザギャラリー
O君は、昆虫や生物が大好きな小学校5年生。学校のないときは虫取り網を持って一日中外を飛び回っている子だそうだ。今回は会期中、自分のコレクションの希少種の「かえる」などを毎日持ってきて展示した。
開催者は、O君のコーナーを作り、彼にギャラリーツアーのガイドも依頼した。普段はおとなしそうなO君が「かえる」の話になると大人相手にしっかり説明している姿が印象に残った。
4.湖北台まちづくり協議会  湖北台近隣センター夏祭りのボランティア
*8月20日(日)湖北台近隣センター
湖北台近隣センターまつりに、飛び込みで湖北台中学校ソフト部から6人の2年生がお手伝いとして参加。流しそうめんや子どもの遊びコーナーで幼児や低学年の子ども達のお世話をした。

日ごろ地域のボランティア活動に積極的な学校なので顧問の先生の声かけにひとつ返事で参加した子どもたちは、祭りがひと段落して振舞われたソーメンを食べながら、「また、ぜひやりたい」と口々に語った。
5.あびこ子どもネットワーク   あびこ子どもまつりジュニアスタッフクラブ
  あびこ子どもまつりのコーナーの企画と当日運営
*8月1日〜アビスタ他市内各集会室
春のげんきフェスタ、秋の子どもまつりの子どもの企画コーナーをジュニアスタッフが担当している。それを青年高校生・保護者がサポートし、10月22日の当日を目指して準備中。
今年の子どもまつりのジュニアスタッフにも30数名の申し込みがあり、子どもたちの豊かな発想で、今年も楽しい企画がたくさん実現しそう。
6.けやき社会センター  障害を持った方たちときのこの収穫、パン作り、ビンの選別、公園の掃除
日常的にボランティアを受け入れているけやき社会センターに、今年の夏は4人の小学生がお世話になる。障害を持った方々から教えてもらいながら様々な体験をする。どの方もとても親切。子どもたちも障害を持った々の温かさに触れて人に対する信頼観を養っていく。
 写真の2人は昨年に引き続き今年の夏も数日間、ボランティア体験を行った。体験したことは夏休みの宿題の作文に書くとのこと。
この他にも、障害を持った方たちの水泳の介助(おたまじゃくしの会)や、手賀沼に捨てられたネコの里親探しの会(手賀沼わんニャンクラブ)、湖北の子どもたちの地域活動を応援するイベント(なかざと21)、お年寄りのサロン(ボランティア北遊会)などに小中学生がボランティア体験をしています。そして、受け入れる大人の方々も、参加した子どもたちからも、心温まるエピソードや素敵な感想がたくさん寄せられています。

あらためて地域の人育ての豊かさが感じられます。
子どもたちは大人から与えられるだけではなく、地域へ出て、地域の人たちや手助けを必要としている人たちのために働くことがあたりまえ、大人たちもその様な子ども達を見守り、サポートをしていくことが自然にできる我孫子市になるといいですね。
問合せ  電話 7185−1467
    我孫子市市民活動支援課 嶋田 岩上 栗原
 
■ボランティアのもくじへもどる ■TOPへもどる