NPO・ボランティア体験活動
2007年前期 JOYボラ体験報告
我孫子市では、小中高校生のみなさんに気軽にボランティア活動を体験してもらうため、2007年は3月に「JOYボラ3号」、7月に「JOYボラ夏号」、10月に「JOYボラ秋冬号」を発行しました。
3年目の今年は、高校生向け体験情報を入れ、市内5つの高校にも配布しました。そして3月から9月までに150人以上の小中高校生が、自分の住んでいるまちのために活動をしてくれました!
みんなの感想は、「またやりたい!」です!
参加した生徒たちには、団体代表者と市長名での「ボランティア体験証明書」が発行されました。
写真で見る 子どもたちのボランティア体験
1.布佐花の会  布佐(ふさ)高校ボランティアサークルが、地元の駅前花壇(かだん)の雑草とり
*8月25日(土)9月8日(土)布佐駅南口花壇
布佐花の会の榎本さんの依頼で、布佐高校のボランティア部9人が、布佐駅前の花壇の手入れを手伝いました。
布佐高校のボランティア部は3年生が中心で、ふだんも駅から布佐高校までの道を清掃しています。地元の小学生も水まきなどの手伝いをし、登下校時のコミュニケーションも生まれているそうです。
2.バンビーノ  小中高校生が、乳幼児の遊び相手に
*8月27日 「バンビーノ」
今年、若松に開設したての親子の居場所、『バンビーノ』で、小学生や中学生が、乳幼児と遊んだりお世話をしました。
ボランティアの子どもたちは、「小さい子がすぐになついてくれて、楽しかった」「赤ちゃんを抱っこして心が洗われた」いう感想を寄せてくれました。 また、乳幼児やお母さんたちにもとても喜ばれました。
3.我孫子市民図書館 本館  返却された本や本棚の整理と本の返却手続き
*8月28・29〜31日 我孫子市民図書館 本館
市内3ヶ所にある図書館では、夏休みに、9人の小中学生がボランティアを体験しました。
「ふだんは利用するだけだったけれど、カウンターの中に入ってみて、仕事の大変さにおどろいた」という感想がめだちました。
このレポートの取材は、市外の学校に通っている中学生が担当してくれました。夏休みの宿題にボランティア体験があったので、家から近い図書館を選び、夏休みの終わりの3日間で体験をしたそうです。
4.あびこ子どもネットワーク  あびっこネット「子ども特派員」として、イベントの取材
*3月30日 YOUNG TOGETHER NOW(ヤング・トゥギャザー・ナウ)の取材  *8月27日 アロハフェスタの取材
ヤング・トゥギャザー・ナウで市の職員にインタビュー アロハフェスタで合唱団にインタビュー
3月30日は、千葉県の子ども放送局の取材もかねて、第四小の2人があびっこネットの子ども特派員として、若者のイベントを取材しました。取材の模様は千葉テレビで放映されました。
また8月27日は、並木小6年生がアビスタのアロハフェスタを取材、また第一小6年生が、第一小学校の「あびっ子クラブ」を取材して記事を書きました。これらの記事は、このホームページや情報紙「あびっこネット」に掲載されました。
5.手賀沼わんニャンクラブ   捨て猫の被害をなくす活動や、捨てられた猫や犬の里親探し
*3月〜8月手賀沼公園ほか
捨てられた猫や犬の世話や、里親探しの会のお手伝いには、第四小や第二小から5人が参加しています。
毎回継続的に参加している人もいて、6回以上もお手伝いに来た人もいました。
そのほかにも、次のようないろいろなボランティア活動に参加しました。
体験した皆さん、受け入れ団体の皆さん、おつかれさまでした!

◎高齢者施設での、お年寄りと交流をするボランティア(グループホーム・ヴィスタリオ、あらきのお家)
◎子どもたちが高校大学生と、げんきフェスタや子どもまつりの子どもコーナーの企画をつくる活動(あびこ子どもネットワーク・ジュニアスタッフクラブ)
◎お年寄りのサロンでのボランティア(ボランティア北遊会)(宅老所れもん)
◎障害者の方々の水泳のお手伝いや、パン作りなどの作業(おたまじゃくしの会)、(けやき社会センター)
◎地域の方々とのパトロール(我孫子市市民安全室)
◎まちづくり協議会や、社会福祉協議会の行事のお手伝い(久寺家、新木、湖北台他)

ボランティアを通して、子どもたちは、地域の人たちや手助けを必要としている人たちのために働くことの楽しさや、気持ちよさをたくさん感じました。また、受入れ団体や施設では、子どもたちを受け入れることに慣れ、さらに配慮の行き届いた対応をしていただきました。
大人も、子どもたちと活動をしてみて、一生懸命に働いてくれる子どもの姿に、たくさんの元気をもらいました。
我孫子市市民活動支援課 2007年9月30日発行
■ボランティアのもくじへもどる ■TOPへもどる